2019.08.08
豊洲・日本ユニシスビル「大型マッピング広告実証実験」
今回の実証実験では、その都市を演出する取り組みの一環として、日本ユニシス本社ビル(江東区豊洲1-1-1)の壁面を活用し、広告宣伝映像としてプロジェクションマッピングを投影いたします。
豊洲の街のシンボルとして存在する日本ユニシス本社ビルに映し出すこの実証実験は、屋外広告への規制が厳しい東京都内における、大規模なプロジェクションマッピングメディア化の実現に向けて大きなアプローチとなります。この検証データは東京都と共有し、安全安心で、地域住民がワクワクするような豊洲の未来の街づくりを目指します。
ネイキッドでは、これまでも東京の街を舞台としたアート空間体験型イベント「TOKYO ART CITY BY NAKED」を渋谷や台湾などで開催し、「都市のメディア化」に向けて演出する取り組みを行ってきました。
今回の実証実験も「都市のメディア化」の取り組みの先行事例として、参画しています。
また、大阪府堺市「子どもアートプロジェクト」や佐賀県「アート県庁プロジェクト」など様々な街づくり演出を手がけており、今後も新たな都市や街づくりの演出に取り組んでいきます。
【ONE TOYOSU 実行委員会について】
<ONE TOYOSUとは>
日本ユニシスグループの株式会社エイファスが、企画立案したプロジェクト名称です。
「それぞれの想いを一体感ある感動体験で豊洲をひとつに」をコンセプトに、2020年を目標に豊洲のナイトライフを彩るアイコンのひとつとして、居住者・来街者・訪日客の誰もが安心安全に楽しめるエンターテイメントの確立を目指す企業が集まりました。
<参加企業>
株式会社ネイキッド、株式会社ジップアップ、株式会社PKBソリューション、豊洲地区運河ルネサンス協議会
また、特別協力として、プロジェクターおよび同システムを提供するパナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社、その他の協力企業10社(株式会社ムラヤマ、株式会社カケザン、キヤノン株式会社、株式会社セイビ堂、トビー・テクノロジー株式会社、株式会社エージーエーコーポレーション、株式会社シーアイシー、株式会社デジヘッズ、ネストビジュアル株式会社、合同会社アディングデザイン)、公共機関の協力を得て実施します。
【TOKYO ART CITY BY NAKEDについて】
「都市とはアートである」をコンセプトのもと、変化を続ける“東京”を題材に、多様な人々の営みが集積する“都市”をプロジェクションマッピングや巨大模型などで表現するプロジェクト。
東京を象徴する場所を巨大模型によってコラージュし、その中を通り体験することによって時間軸を超え変化し続ける“都市”を体感できる展示を2016年に渋谷ヒカリエ、2017年に東京ドームシティ、2018年には台湾で開催しています。
【実証実験概要】
会場 :日本ユニシス本社ビル(江東区豊洲1-1-1)
日時 :2019年8月下旬
時間 :19:30~21:30頃
検証内容:
・交通安全性(信号機、道路標識などの効用阻害または運転者への幻惑)を定点カメラ、車載カメラで確認(アイトラッキング検証も予定)
・街並み、景観への影響や投影の障害物(立地場所に隣接する景観への影響)
・近隣住民の方の反応(アンケート)
・プロジェクターの性能(投影範囲、色彩RGB、角度、距離、文字サイズなど)
・ビル内の明るさ(照明、カーテン、ブラインドなど)