令和5年度(第78回)11月文楽公演|デジタルアート作品の演出・制作
大阪・国立文楽劇場にて、2023年11月4日(土)~11月26日(日)に公演予定の「令和5年度(第78回)11月文楽公演」(主催:文化庁芸術祭)の期間中展示する、文楽の魅力を解説するデジタルアート作品の演出・制作を手がけています。
横幅2mの巨大な本型アートや、人形浄瑠璃を操るような体験型アートで、「文楽」をより楽しく学べる!
太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術、人形浄瑠璃「文楽」。日本を代表する伝統芸能の一つで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
今回ネイキッドが演出・制作を手がけるのは、文楽の本公演鑑賞とともに楽しめる、最新のデジタル技術を駆使した体験型アート作品。ネイキッドが得意とする没入感のある体験型の演出で、文楽のストーリーや成り立ちをより楽しく学ぶことができます。
また、思わず写真や動画などで記録に残したくなるような作品にすることで、来場者自身からの文化体験発信にも貢献。国内外のあらゆる来場者にもお楽しみいただけます。
国立文楽劇場に入るとまず目に飛び込むのは、高さ1.8m横幅2mの巨大なアートオブジェNAKED BIG BOOKによる『デジタル大床本』(だいゆかほん)。
床本とは、文楽の語り手・太夫が舞台で使う戯曲と語り方を筆で書き写したもの。まるで大きな床本を一緒に読み進めているかのように、物語をイメージした映像がプロジェクションマッピングで投影されます。
文楽の世界観を日本の四季と交えて表現するプロジェクションマッピングと、それらに連動し自在に色が変化する行灯が、来場者を文楽の世界へと誘います。
続いては、自分自身で人形浄瑠璃を操っているような体験ができる『なりきり人形遣い』。
人形1体を3人の人形遣いが操ることで、繊細な動きから主人公の心情までも表現する文楽ならではの職人技を、自分の動きと連動するセンシング技術を採用したデジタルアートで体験できます。
物語に登場する文楽人形の「型」に合わせてぴったりのポーズを取れると映像が更に盛り上がる、大人から子どもまで楽しく学べる仕掛けもご用意。実際に体を動かしながら、文楽の魅力を肌で感じることができます。
『デジタル大床本』&『なりきり人形遣い』
- 展示場所:国立文楽劇場(大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10)
- 展示期間:2023年11月4日(土)~11月26日(日)
- 主催:株式会社エイチ・アイ・エス
- 共催:文化庁、国立文楽劇場
- 観光事業プロジェクト監修:きづきアーキテクト株式会社
- コンテンツ演出・制作:NAKED, INC.
文楽公演のチケット購入は、以下のHPをご確認ください。
国立劇場チケットセンター (https://ticket.ntj.jac.go.jp/)