NAKED meets 千利休|好評スタート | NAKED, INC. | 株式会社ネイキッド

  • HOME
  • WORKS
  • NAKED meets 千利休|好評スタート
2022.08.10

NAKED meets 千利休|好評スタート

NAKED meets 千利休|好評スタート

2022年8月6日(土)より、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーBにて、弊社の新作となる『NAKED meets 千利休』の開催をスタートしました。本展は、9月3日(土)まで開催され、リアルのミュージアムとメタバースのミュージアムでの体験がクロスオーバーするアートエキシビジョンです。

リアルとメタバースの金沢21世紀美術館で体験する、現代版「茶の湯」の世界

ネイキッド初の金沢21世紀美術館での展示は、ネイキッドが来場者をもてなす現代版「茶の湯」の世界。今年は千利休生誕500年でもあり、現代でも「お茶をすること」は、老若男女が楽しみ、廃れることのない文化です。金沢の文化にも深く影響を及ぼす千利休が世に広めた「茶の湯」を、ネイキッドが再解釈。来場者は茶室に招かれた客人という設定。茶室で客人が主からもてなされるように、ネイキッドが生み出す現代版「茶の湯」のアートで、来場者がもてなされていく構成となっています。千利休を全く知らない人たちにも、よく知る人たちにも、千利休の思想・美学を体感できる、これまでにないアート展です。

石川・金沢の人々と共創した世界を堪能

小間 小間エボリューション
小間 小間エボリューション
茶筅 茶は服のよきように
茶筅 茶は服のよきように
NAKED富士山カヌレ
NAKED富士山カヌレ

本展「小間エボリューション」エリアに展示されている「サステナブルな現代版 黄金の茶室」。この茶室は、金沢大学附属小学校の児童の皆さんが集めた金色のゴミを、6年生たちとネイキッドスタッフが一緒に創り上げたサステナブルな現代ならではの黄金の茶室。茶室の中の書も児童の皆さんの中から優秀賞に選ばれた作品を展示しています。香りのプロデュースは、石川県白山市に拠点を持つアロマブランド「EarthRing」。「茶筅」エリアで、来場者が茶を点てる仕草をして体験するインタラクティブアート時に香る抹茶のアロマなど五感での体感をユニークに仕上げてくれています。また、「茶筅」と「掛軸」エリアでは、合繊の産地・石川県で織られた、そよ風のように優しい軽さを持つ世界最軽量の極薄オーガンジー「天女の羽衣®」を用いて空間を演出。小松マテーレグループ・合同会社アマイケによる独自の技術で、まるで空気を纏うかのような幻想的なアートを作り上げています。

さらに、イベントオリジナルグッズでは「茶筅」をモチーフとしたパッケージの『NAKED富士山カヌレ』と『九谷焼オリジナルタンブラー』が登場。NAKED富士山カヌレは金沢最古の酒造である福光屋とのトリプルコラボレーション。(本商品は会場での販売はなく、ECサイト「atirom ONLINE」(https://atirom.in/products/naked-fuji-canele)などでご購入いただけます。)

九谷焼オリジナルタンブラーは、石川県の伝統工芸品九谷焼の窯元である『九谷結窯』とのコラボレーション。ジャパンクタニと呼ばれる、彩色金襴手の作風を活かした商品です。(本商品は会場での販売はなく、ECサイト「NAKED, INC. オンラインショップ」(https://naked-inc.stores.jp/items/62d8de8bdbe744721e87a300)で購入いただけます。)

NAKED meetsについて

NAKEDの新IPとなる「NAKED meets」。歴史にその名を刻んできたアーティストとネイキッドが融合。舞台はリアルとバーチャルがクロスオーバーする次世代型アートエキシビジョンです。美術館などのリアルな場での体験、メタバース上でのバーチャル体験、それぞれの特徴を生かしながら、またクロスオーバーさせながら、新たなアート体験を模索します。今回の千利休は、その第一弾となり、今後も別アーティストでの作品制作を行う予定です。

「NAKED meets 千利休」作品紹介

門 亭主の挨拶
門 亭主の挨拶

門 亭主の挨拶

本展の世界への入口。まるで千利休が憑依したような擬人化したネイキッドがデジタル主人として現れ、本展に訪れた来場者=客人をお出迎えする門。

露地 浮世の外ノ道
露地 浮世の外ノ道

露地 浮世の外ノ道

千利休が茶庭を露地と呼び、「浮世の外ノ道」と表現した露地。露地は、世俗を断ち、茶室へ向かう人々を聖化するための清浄な場所である。心の塵を払い落として茶の湯の世界へ誘う、「浮世の外ノ道」を体感する。

つくばい 四季が浮かぶ水面
つくばい 四季が浮かぶ水面

つくばい 四季が浮かぶ水面

茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えた蹲(つくばい)。手をかざすと花のアートが生まれ、あらゆる人が集まり、身を清めることで、水面の美しい世界が豊かになっていくインタラクティブアート。

枯山水 利休の教え
枯山水 利休の教え

枯山水 利休の教え

利休が残したことばの川。枯山水は水が流れる風景を表現した庭園で、渦巻きの模様は悟りや真理、世界観や宇宙観も表す。茶の湯の心をあらわすことばが、美しい枯山水となって壁面や空間に描かれ、そのことばから利休の精神性や想いを体感する作品。

茶筅 茶は服のよきように
茶筅 茶は服のよきように

茶筅 茶は服のよきように

利休七則の言葉「茶は服のよきように」。舌の先でおいしいと感じるだけでなく、一生懸命に点てたお茶を、客人はその気持ちごといただき、主と客との一体感を表す。その心を込めて点てた茶筅の動きを読み取り、リアルタイムで可視化するアート。その瞬間にしか作ることの出来ない、立体的なデジタルアート作品。

掛軸 亭主の想い
掛軸 亭主の想い

掛軸 亭主の想い

茶室の床の間に飾られる重要な芸術品として発展し、日本人の精神、魂を形成する芸術作品である掛け軸。床の間に掛けられた掛軸の絵画の中の世界に入っていくと、奥には水墨画の世界が広がる。水墨画の絵画の作品の中に入り込むイマーシブアート。

小間 小間エボリューション
小間 小間エボリューション

小間 小間エボリューション

さまざまな表現や仕掛けがある茶室小間を体感する。(写真は、千利休が生み出した傑作の茶室『待庵』をデジタルで体験できる小間)

茶室 「おわり」と「はじまり」
茶室 「おわり」と「はじまり」

茶室 「おわり」と「はじまり」

茶室という小宇宙で、居合わせた人たちの「一期一会」から生まれた「間」を可視化する現代ならではの茶室。茶室の中で亭主が茶を点て、客が体と息と心を整え、それが合わさった時に映像に現れるという、以心伝心や一期一会という茶室の精神を感じるインタラクティブアート。

「NAKED meets 千利休」開催概要

  • イベント名:NAKED meets 千利休
  • 会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(石川県金沢市広坂1-2-1)
  • 開催期間:2022年8月6日(土)~2022年9月3日(土)
  • 開催時間:月~木、日 10:00~18:00/金、土 10:00~20:00 ※9月3日は18時終了
  • ※最終入場は閉場の30分前
  • チケット料金(税込):
  • <オンラインチケット>
  • 【平日フリーチケット】高校生以上 1,500円、小・中学生 800円
  • 【日時指定チケット※1】高校生以上 1,500円、小・中学生 800円
  • <会場販売チケット>高校生以上1,600円、小・中学生 900円
  • ※1 該当日:8/6,7,11,13,14,15,20,21,27,28,9/3
  • ※未就学児無料
  • ※チケット購入についての詳細は公式サイト、チケット購入サイトでご確認ください。
  • <公式サイト>
  • https://meets.naked.works/kanazawa21/
  • <一般お問い合わせ>
  • NAKED meets 千利休事務局(北陸朝日放送内)076-269-8826
  • ※平日のみ 10:00-18:00
  • 主催:北陸朝日放送 、サンライズプロモーション北陸
  • 共催:北國新聞社、金沢21世紀美術館(公益財団法人金沢芸術創造財団)
  • 後援:石川県、金沢市、石川県茶道協会
  • 企画・演出・制作:株式会社ネイキッド
  • 特別協力:EarthRing、小松マテーレ株式会社/天女の羽衣®、NTTソノリティ株式会社、富士フイルム株式会社
  • 協力:裏千家 奈良宗久